とある大学生ブログ

経済・仕事・就活

普通に生きることの難しさ

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こんにちはしゅんせいです。

今回は少しいつもとは違い説明的文章で書いていきたいと思います。

では、本題に入ります。

 

1 普通に生きるとは

まず、この普通に生きるということはみなさんはどのようなことを思い浮かべるだろうか。

普通に大学に出て仕事について結婚して家庭を養っていくことが普通に生きることを定義しているのであれば今の社会において普通に生きることは昔に比べ難しくなっているように感じる。

というのは今日たまたまyahooニュースでこんな記事を見かけた。

天才も20歳になれば凡人になる」という記事。タイトルに惹かれ読んでみるとそこには飛び級で高校二年生の頃に千葉大学工学部に入学し、そのまま研究職に就いたものの一年契約という不安定な条件から辞め仕事を変えトラック運転手になったという内容であった。

世間一般的に言えば間違いなく「天才」なのだがそこまでの経歴を持ってしてやっと普通に生きることになるのであれば特に飛び切り目立ったった経歴がない人がにとって普通に生きることは少なくともそうした「天才」と呼ばれる人よりも格段に難しいのではないだろうか。

2 生活を蝕む社会問題

ここで普通に生きることを難しくしている原因として主に2つあると私は考えている。

まずはじめに考えられるのが今の税制度ではないだろうか。

特に年金による負担は継続して増加しているのに対し貰える額が減っているという現状。

他にも車を持たない若い世代が増加しており、それにはやはり金銭的な理由であり、もっというならばそれだけ税金がかかるから買わないという理由が主である。

最近では牛乳を始めとし乳製品の価格が10円程値上げした。これからまた消費税が10%に上がると考えるとことさら貧富の差を助長していることに他ならないのではないだろうか。

次に日本の教育そのものに問題があるのではないだろうかと私は考える。

それを指し示すような記事もあったのでその記事の一部を引用してみた。

教育を受けることは、人々を貧困から脱出させるものと考えられてきた。だがいま日本では、その教育が人を貧困にする現象が起きている。親世代が貧困化する一方で学費は高止まりし、それを補うための奨学金も返済負担は重い。

 重い負債を背負って卒業することを避けるため、アルバイトに向かう学生は多く、その足元を見るかのように過酷な労働条件を押し付ける「ブラックバイト」が横行する。背景にあるのは、先進国では最低クラスの教育予算だ。

yahooニュースから引用

 といった内容で書かれており、こうしたことを背景にすでに親世代が金銭的に窮屈になりつつある上にその次の世代にまで借金がのしかかってしまう負のスパイラルが起きてしまっていることが容易に想像できる。

私たちは今大きな壁にぶち当たっているのかもしれない。

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3 今求められているものとは

こうした社会問題は今始まったばかりではなく昔から取り上げられていたことは無論言うまでもないだろう。

しかしながらAIの普及が急速に拡大しているこの時代においては間違いなく自力で何かを生み出し変えていける力がより求められているのではないだろうか。

何故ならばそうした力にこそ市場価値がありそれ相応の対価が支払われるからだ。

誰でもこなせるような仕事をAIが代行してやるようになった時にどう食べていくのか考えるようでは遅すぎるのかもしれないではないか。

皮肉にもそうした力は日本の学校教育の中で培うことは出来ない。

これが普通に生きることをより難しくしてしまっている所以だと私は考えている。

まとめ

以上のことを踏まえ改めて普通に生きることは徐々に難しくなっているように感じる。

しかしお金=幸せという関係は必ずしも成り立つわけではないのではないだろうか。

少ないお金の中で小さな幸せを見つけられる心の豊かさもまたこれからを生きていく中では大切ではないだろうか。